CompactPowerMonitors CPM+ は小型の CPM+ F-1 (最大 1.4 kW) から最大30 kWの容量を持つ CPM+ F-30 までを網羅するパワーメータのシリーズです。いずれも熱量(カロリメトリック)測定原理を採用しており、ビームサイズや照射位置に関係なく、安定した正確な測定値が得られます。 ± 3 % という優れた精度は「脚注なし」の値です。一部のデータシートに記載されているような追加/隠れた値はありません (スケール:+ x %、直線性: + y %、読み取りデバイス:+ z %)。
CPM+ は内蔵ディスプレイに必要な情報の表示が可能なので、スタンドアロンのパワーメータとしても使用できます。新しい LaserDiagnosticsSoftware LDS と併用すると、マウスをクリックするだけでデータの保存、プロセシング、分析が行えます。もちろん FocusMonitor FM+ や BeamMonitor BM+ などのプロファイラとの並列操作もシームレスに機能し、パワーの測定値とレーザプロファイルデータを組み合わせることも可能です。
優位点: NIRレーザ、グリーンレーザ、ブルーレーザに使用できる高度な吸収体を備えた CPM+ は、これらすべてのレーザパワーを測定できます。業界で実証されたコーティングと組み合わせた特殊な表面構造により、非常に低い反射率を実現します。さらに、高出力用の永久吸収体として使用できる水冷式機器としては小型で軽量であるという利点もあります。
テクニカル
パワーメータはレーザビームの直径や位置に影響を受けないことが必要であると我々は考えています。そのため、PRMES社ではすべてのパワーメーターに熱量(カロリメトリックス)測定原理を採用しています。生じた熱量だけをカウントするため、この技術は他のレーザパラメータの影響を受けません。ビームの直径や位置に関係なく、CPM+ は常に正確で安定したレーザパワーの測定値を表示します。
そのため理想的な実験室環境だけでなく、照射位置や直径、その他パラメータが変化する可能性のある過酷な産業環境でも、あらゆるレーザ出力測定にCompactPowerMonitor は最適な選択肢です。非常に広いパワーレンジを持つデバイスとしては驚くほどコンパクトです。恒久的な吸収体として使用でき、サービスタスクだけでなく、数時間又は数日間実行される長期テストにも最適です。内蔵のインターロックコネクタにより、オペレータとデバイスの間に距離があるキャビン内でデバイスを操作する際の安全性が確保されます。
CPM+は実績のある表面構造と最適化されたコーティングを組み合わせた高度な吸収体を備えており、 青から緑、近赤外まで、すべての産業用レーザ波長に対して実質的に安定した測定結果を提供すること ができます。波長の設定に手間取る必要すらありません。レーザパワーを測定するだけです。
要約
PRIMES社は熱量測定技術を使用し、パワー測定を改善します。CPM+ はサービス技術者とレーザユーザのあらゆる要件を満たす、最も信頼性が高く正確なツールです。