必要時に迅速且つ正確に分析
使用頻度が増し、測定誤差許容レベルが下がれば、毎日何時でもパワーを正確に測定することは重要になります。PMCは携帯型パワーセンサーで、トルンプ、プレシテック、スキャンソニックの加工ヘッドにて直接パワーを測定できるパワーメータです。
相互作用域でレーザパワーはレーザ加工結果の鍵となる重要なパラメータです。パワーロスは加工品の品質に大きな影響を与えるので、加工領域又は加工付近で直接レーザパワーを測定することはとても重要なことです。携帯型パワーセンターPMCは加工ヘッドで直接パワーを測定できます。PMCはトルンプ、プレシテック、スキャンソニック用の加工ヘッドに適用し、保護ガラスは交換することができます。PMCは固体レーザ用です。
使用分野
この測定システムは毎日のパワーモニタリングに適しています。コンパクトなデザインなので、加工ヘッド下の狭い場所でも測定が可能になります。
保護加工により衝撃及び湿気からPMCを保護しています。液晶画面搭載で、マイクロUSB接続で便利に充電可能なリチウム電池を使用しています。
PMCの温度閾値を超えないようにしてください。そのためこの重要なシステムパラメータのモニタリングにはインターロックシグナルを使用することをお勧めしています。ディスプレイの代わりにBluetoothの使用も可能です。Primes Cube appを使用してタブレットや携帯電話に接続することが可能です。
モデル
特別モデルTrumpf-BEO加工ヘッドに加え、Precitec-YW52とScansonic-ALO3の加工ヘッドでも使用できるようになりました。PMC-YWはPrecitec-YW52加工ヘッドの保護窓カートリッジに適応し、PMC-ALOはScansonic-ALO3加工ヘッドに適応するようにデザインしました。
プロパティとパラメータ
特別なプロパティ
カロリーメータ方式の吸収体に短時間レーザを照射し、吸収体の温度を測定します。上昇温度を基にマイクロプロセッサでレーザパワーを高精度で算出することができます。
集光ヘッド内でこのパワーメータカセットをメカ的に出し入れしてパワー測定することが可能です。パワー測定中、保護ガラスの代わりにPMCを設置して使用できます。
パラメータ:固体レーザ
- 波長:900 – 1090 nm
- 入力パワー:400 – 12000 W
- 測定時間:100 – 1000 ms(パワーによる)