多種多様でロバストなパワーメータ
PMTの測定原理はニュートンのゆりかごを参考にしています。手のひらサイズのPMTは運動量変換の全く同じ衝撃原理を使用しているので、機動性の厳しい環境でも使用できます。
PMTは携帯型で、工場で毎日使用できる操作方法が容易なパワーメータです。PMTはコンパクトで、耐久性が高く、測定が早く、操作が容易な測定器です。全面アルミニウムなので、電子部品は衝撃と湿気から保護をされています。折りたたんだ状態では、吸収体が操作エレメントをダメージから保護します。
使用分野
吸収体のサイズは2.1-9.9cmと非常にコンパクトで操作が容易なので、PMTは多くのレーザが使用される場所で使用できます。PMTはレーザのサービスエンジニア、メーカ、ラボや研究所の技術者が使用することに適したパワーメータです。内部接続が不要な携帯型です。
測定原理
PMTは衝撃原理に従ってパワーを測定します。この方法は吸収体に一定時間(10秒又は20秒)レーザを照射し、照射後の温度上昇と吸収体の重さに基づきパワーを決定します。
ビームパラメータ
CWレーザのパワーを測定
- 波長: 800-1100nm or 10.6um
- 最大入力パワー: 500W-12kW (モデルにより異なります)
- 測定時間: パワーにより10秒又は20秒
モデルとオプション
- 様々なパワー範囲に使用できる4種類の吸収体から選択ができます。高密度パワー測定用のモデル70icuと120icuはコーン型です。
- パワー密度は最大パワー同様に重要です。特に70icuと120icuは許容量が高く、5kWで5kW/cm2のパワー密度パワーの測定が可能です。
- 分離型のモデルでは様々なケーブルの長さに対応しています。
- オプション:パワーインターフェース(5-20mA)又OEM用は加工レンズに直接機械的にインテグレートすることが可能です。
- オプションで校正証明書を添付することが可能です。
- 輸送及び保管用に専用ケースを付属することもできます。