高出力ビームの特性を評価するための最新かつ高度なカメラベースのビームプロファイラ
MicroSpotMonitor MSM+ HB は、高輝度レーザのパワーレベルを常に高めたいという市場の要求を満たすために開発されました。 カメラベースのシステムは、集光レーザの全関連パラメータを測定でき、MSM+ HB は最高の分解能と精度でパワー密度分布を測定します。 新しいレーザ光源の開発、集光ヘッドの光路の最適化、又は加工機でのレーザの性能チェックが、かつてないほど簡単で信頼できるものになりました。
利点
実績のある MicroSpotMonitor の新しい「プラス世代」は、より高い測定速度、改善されたアルゴリズム及び新しい測定モードを提供します。 LaserDiagnosticsSoftware LDSソフト の完全に自動化されたコースティクス測定と新機能により、基本的な測定の使いやすさが向上し、ビームプロファイルの詳細な分析のための詳細な情報を提供することができます。
テクニカル
MicroSpotMonitor MSM+ HB は、市場で最も洗練された高度な高出力レーザ用でカメラベースの測定デバイスです。 独自の設計と完璧に選択されたコンポーネント及び光学素子を備えた MSM+ HB は、マルチモードでは最大 20 kW、シングル モードでは最大10 kWのレーザビームを減衰して画像化することに最適です。
PRIMES社の HighBrilliance 測定対物レンズは 4.5 倍の倍率を提供し、自己誘発フォーカスシフトを最小限に抑えるように設計されています (~ 5 % / zR*kW SM)。 メインハウジング内の追加のビームスプリッターと、選択可能な減光フィルターを備えたフィルターホイールにより、測定可能なパワー範囲が広がりました。 さらにMSM+ HB には選択可能な 2枚の内部対物レンズが装備されており、可能な倍率を 1.8x または 7.1x に拡張できます。
集光レーザのコースティックを測定するには、内部軸が光学アセンブリ全体をレーザの経路に沿って移動させます。 オプションのファイバーソケットマウントを使用すると、MSM+ HB でファイバーレーザに対するフォーカスヘッドの影響を測定することができます。
このようにして、ファイバー誘導レーザの伝搬を直接測定することができます。 レーザ解析ソフトウェア(LDS)を使用すると、ファイバーとフォーカス測定値のずれを表示して評価できます。
MSM+ HB の水冷回路に接続されているオプションの PowerLossMonitor PLM を使用すると、レーザパワーに関する時間分解の情報を提供できます。 インテグレートされた安全回路がシステムの状態を監視し、障害が発生した場合はレーザを即座に停止させます。
結論
最大出力 20 kW のシングルモード 又は マルチモード ファイバーレーザを搭載したレーザシステムを非常に詳細に測定できます。 集光 又は ファイバー誘導レーザの伝播に沿ったパワー密度分布により、根本的な原因分析が容易に可能となります。 歪み、偏差、又は より一般的な光学面のスパッタや欠陥を直接検出し、的を絞った方法で適切な対策を即座に開始できます。